趣味でドール服や小物をハンドメイドしています。これまでは他社ドール用の服を作っていましたが、最近は PetWORKs の六分の一男子図鑑シリーズのエイトに合う服づくりに挑戦しています
今回はエイト用に ストレートパンツ(ズボン)を作る過程 を、試作から完成まで詳しく記録しました。制作過程と調整ポイントを丁寧に紹介していきます。
🎨型紙の準備と最初の問題点


はじめに、手持ちの他社ドール用ストレートパンツの型紙を使って、まずは試しにエイトに履かせてみました。しかし結果はイマイチ。ウエストが足りず 後ろが留まらない状態 になってしまいました。お尻が見えてしまい、丈も短いという問題が発生しました。
エイトは同じ1/6サイズでも他社ドールと体型が微妙に違うため、同じ型紙ではうまく合わないということが早くも判明しました。
🎨試作1:ウエスト調整してみたが…

そこでウエスト幅を広げてみたのが試作1です。しかしこれも ウエストが太すぎる という結果に。丈はちょうど良いのですが、全体的にブカブカしてしまいました。調整ポイントは身頃の幅だけでなく、バランスを見る必要があると感じました。
🧵試作2:細かく修正してみる

試作2では前回の反省を活かしてウエストを少し絞り、腰のラインや股上の角度も微調整しました。その結果、ようやく 着せられる程度のシルエット になってきましたが、まだ完全にはフィットせず、若干の余裕が気になる状態です。
✂完成品:エイトにぴったりな黒いストレートパンツ




最終的に完成したのが、シンプルな黒いストレートパンツ です。以下のような特徴があります:
- ウエスト:後ろは マジックテープで着脱可能
- ポケット:サイドポケットと後ろポケット付き
- シルエット:エイトの体型に馴染むストレートライン
小さいながらポケットには 物を入れられる仕様 にしました。実用性も見た目も両立したズボンが完成です。
完成後、実際にエイトに履かせてみると、他の服やトップスとのバランスもよく、コーディネートの幅がぐっと広がる仕上がりになりました。
🎁制作を通じて気づいたこと
ズボン制作を通して感じたことは、型紙調整の重要性 です。既存の型紙をそのまま使うだけでは体型の違いによってフィット感が左右されるため、試行錯誤しながら自分のドールに合わせる必要があります。
また、ミリ単位の調整が仕上がりに大きく影響するため、試作を重ねながら丁寧にフィット感を見ていくことが大切だと感じました。
🎨次の挑戦とまとめ
今回のズボン制作は試作を繰り返しながら完成させたものですが、今後は 色違いやデザイン違いのズボン制作、セットアップコーデの提案 などにも挑戦したいと思っています。エイトのワードローブをさらに充実させていくのが目標です。
ハンドメイドの楽しさは、失敗を糧にして自分だけの一着を作ること。今回の記事が、同じようにドール服制作に挑戦したい方の参考になれば嬉しいです。

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