私が作ってる はるとくんのプリンス風服~その1~です。
中世ヨーロッパの貴族の服をイメージしています。
ちょっと苦労していることを紹介します。
中に着る白いシャツはピッタリな感じに、
上に羽織る上着は裾が広がる感じで作成しています。
このプリンス風の服を作成するにあたって気を付けたことは
素材と生地を実際に店舗まで行って見て選ぶことでした。
手に取って実際に見て選びたかった素材は3つ。
①上着に付ける飾り(ブレード)
②シャツの襟飾り
③靴下に使う生地
です。
詳しく説明していきます。
①上着に付ける飾り(ブレード)ですが、幅5mmくらいのシルバーかゴールドのブレードが欲しいと思っていました。
広い店舗の中を歩き回り、やっと置いてある場所を見つけました。
ミシンで縫える素材かをチェックし、縫い付けた後のイメージを考え、3つ購入しました。
硬くてミシンで縫えない素材もあるので、手にとってチェックしました。

②シャツの襟飾り
見本で作った襟なしシャツを持って行って、実際に当ててみます。
重要なのは幅。
長すぎると顔が隠れるし、短すぎるとあまり見えない。
丁度よい幅(3.5cm)でイメージに合ったレースの白いブレードを購入しました。

着用時の写真はこちら。


上着を着て着用したときの写真はこちら。


顔の隠れ具合がいい感じだと思います。
③靴下の生地
普段靴下を作る際には伸び縮みできるニット生地を使っています。

ですが、プリンス風服で使う靴下は長く、普通のニット生地では
イメージに合いません。
店内を歩き回り、やっとイメージに合う生地を1つ見つけました。
私が見に行った季節は夏。冷感素材のニット生地が少し光沢があり、
厚さも丁度よかったので、購入しました。
写真撮影があまり上手ではないので、生地の光沢などが分かりにくいです。
次に気を付けたのはブレードを付けるときです。
ミシンで縫うとき、普通は上糸と下糸を同じ色にしますよね?
ブレードを付けるときだけはわざと上糸と下糸を違う色にしています。
上着の裏側が結構見えるので、糸の色が目立たなくなります。
こんな感じです。↓↓↓

生地の色や在庫状況でブレードや生地の色が衣装毎に違うことがあります。
今まで作成した中には、こんな衣装もありました。

